【体験レビュー】アドベンチャー ウォーターパーク デサルコースト in ジョホール バル
スライダーの種類は多くはないが、一日くらいなら満足して楽しめる規模のウォーターパーク。
デサルコーストはマレーシアのジョホール州東海岸にあるビーチリゾート。
シンガポールから車やフェリーでアクセスできるということでも人気の観光地のようです。
今回我が家はジョホールバル市内に泊まって、そこから車でこのウォーターパークを訪れました。ジョホールバル中心地から車でおよそ1時間半。途中一車線の道があり、そこで(週末だったこともあり)けっこう渋滞しましたが、それがなければ1時間ちょっとかも。
駐車場は確か1日10リンギットくらいだったと思います。マレーシアはどこも駐車場は安いですね。
チケット購入から入場まで
自分の場合、チケットは当日出発前にKLOOKで購入しました。理由はアプリから購入が簡単なのと日本円で購入できること、そしてクレジットカードの支払いに関してセキュリティー面の不安要素が小さいことです。
余談ですがこのアドベンチャーウォーターパーク デサルコーストは公式サイトすらほぼないレベルで desarucoast .com はhttpsが導入されてないので少しIT面が不安。FacebookページやInstagramがメインのようです。
価格について、このウォーターパークはマレーシア人と外国人で値段が異なり、外国人価格はマレーシア人価格の1.5倍ほど。自分が買った時は大人が日本円で4,000円超、子供もそれより10%くらい安いほどであまり大差はありませんでした。
オンラインでチケットを買ってもここはレゴランド マレーシアのようにQRコードでそのまま入ることはできず、一度チケットカウンターでリストバンドを受け取る必要があります。
確か日曜日の午前11時前くらいに着きましたが、このチケットカウンターで20分くらい並んだように思います。
年間パスもあるようで、それで安く入っている現地の人も多そうでした。
入り口で簡単なバッグの確認がありましたが、ほぼ形だけでした。
こちらが園内マップ。もちろん小さくはないですが、そこまでバカでかくもなく、まる一日遊んでちょうど満足できるいい規模。
どこのウォーターパークでもだいたいまずは一番にロッカーと更衣室ですよね。
Changing Roomはシャワーとセットになっているタイプ。午前中だとシャワーで床が濡れているところは少なかったですが、帰りは濡れているところがほとんどだと思います。(うちはホテルのタオルを持参し、ある程度拭いてそのまま車に乗り込んでホテルで着替えました。)
ロッカーはそこそこ数があり、大きさもいくつか種類があります。
支払いはカードが使えます。あと、自分はチケットカウンターで説明がなかったので知らなかったのですが、リストバンドにあらかじめ幾らかチャージをして、それを使うこともできるようでした。
とはいえこのロッカー含め園内はほぼ全てカードで支払いができるので、あまりチャージの必要性を感じる機会はありませんでしたが。
誕生日を入力する必要があったり少し面倒ではありましたが、料金は確か10リンギットくらいと良心的だったように思います。
各アトラクションの紹介の前に、注意点として、122cm未満の場合、乗れるスライダーが結構限られます。スライダー以外にももちろん遊べるエリアは色々ありますが、もしスライダー目当ての場合はできればこの身長は目安として気にしておいた方が良さそうです。
では以下順番にアトラクションを写真付きで紹介していきます。
Kraken's Revenge
Kraken's Revengeはこのウォーターパークのメインアトラクションの一つ。ボート的な乗り物に乗ってローラーコースターを下って、最後はスプラッシュ、というやつです。
けっこう壮大にスプラッシュしますが、乗ってる人には意外と水はかかりません。逆に濡れたい場合は下の写真右側に写っているデッキで待っていた方が盛大に濡れることができます。
人気アトラクションということで待ち時間もかなり長くそれが結構辛かったので、個人的にはもう外のデッキに立って毎回濡れる方がむしろ楽しかったです。
とはいえせっかくこのウォーターパークに来たら一度は乗るべきなのは間違いありません。
TEMPEST & RIPTIDE
こちらもメインアトラクションの2つ。どちらも入り口は同じでどちらも4人乗りの浮き輪を使用。
まあウォーターパークにはよくあるタイプだと思うのでだいたいどんな感じかは想像いただけるかと。
こちらも人気でめちゃくちゃ待ち時間が長く、自分と子供は片方しか乗りませんでした。ケータイを置いていったので感覚ですが、ゆうに40分以上待ったような気がします。(マレーシアの連休ど真ん中の週末だったので。)
これ系を別のウォーターパークで乗ったことがある人にとってはまあ特別感はないかもしれません。楽しいのは楽しいですが、もちろん。
Wild Whirl & Super Twister
2人乗りの浮き輪を使うタイプのスライダー x2本。入り口は同じ。
こちらは浮き輪を自分で担いで登るタイプです。
さくさく進むので待ち時間は少なめ。ですがその分スリルさも少なめで優しい緩やかなスライダーです。
Penawar River
流れるプールです。
正直あまり綺麗な感じはしませんでしたが、ちゃんと緩やかに流れていくという意味では機能してました。
途中に一つだけ滝のようなスポットあり。
Swinging Ship
エントランス入ってすぐにある、左右に揺れる船です。
スリルさはほぼないですが、風をきって涼しい。
Paddle Boat
小さい子供向けのパドルボート。
Hideout
子供向けのウォータープレイグラウンド。この遊具以外にも周りにいくつか遊び場がありました。
Tidal Wave Beach
スライダー系ではないメインアトラクションの波プール。
これが意外にもこのウォーターパーク最大のガッカリアトラクションでした。
見た目は綺麗で広くて楽しそうではありますが、波が作られている時間よりも圧倒的にその間の休憩タイムが長く、大きな波を感じることができる奥の方はライフガードから注意を受けるので行けず、結局いくつか中途半端な波に揺られてはい終わりって感じです。まあぼーっとする分にはいいかもしれませんが。
ちなみにここは大人でもライフベスト必須みたいでした。
ビーチサイドのコテージはすべて有料。ビーチチェアは無料。
砂浜の砂は残念ながら大して良くはないです。
食事
Kelong Eatery
ここは園内唯一のファストフードやジャンクフードではないものを食べれるレストラン。とはいってもファストフードとちゃんとしたレストランの中間のようなクオリティーではありますが。
席数はけっこうあるので満席になることは少なそうです。
我が家が頼んだチキンヌードル(ドライ)、ガーリックパンとマッシュルームスープのセット、そしてマルゲリータピザ。
飲み物もあわせて全部で確か100リンギットちょっとだったのでけっこう値段は良心的。
River Grill
ハンバーガー屋さん。ちょっと奥の方にあって今回は食べてないので味やメニューは不明。
このほかにもチキンナゲットやパスタなどのファストフード系を売っているお店や、アイスクリームや飲み物を売っている売店など、ちょくちょくお店はあります。
休息エリア
以前フーコックのアクアトピア ウォーターパークに行った時は日陰に座って休める場所が少なかったのを覚えていますが、ここは結構たくさんありました。
そっけない感じではありますが、日陰で休めるのはだいぶありがたい。
ギフトショップ
エントランスの横にギフトショップがあり、帰りはここを通って外に出るような作りになっています。
尚、ハードロックホテルの宿泊者専用の出入り口もありました。
今回はとりあえずマレーシアの連休、かつシンガポールも休暇シーズンだったこともあり、なかなかの混み具合、待ち時間ではありましたが、そこまで繁忙期でなければメインのスライダー全部数回乗れるかと思います。
ただ個人的には冒頭書いたように一日しっかり遊ぶくらいでちょうどいいかな、と。二日は要らない規模のような気がします。