【備忘録まとめ】マニラでクラフトビールが飲めるお店(ブリュワリー & タップルームなど)

まだまだリストの半分くらいしか行けてないですが、ぼちぼち回っていきたいマニラ

【備忘録まとめ】マニラでクラフトビールが飲めるお店(ブリュワリー & タップルームなど)

クラフトビール店レビューシリーズ、今回はフィリピンのマニラです。

  • ブリュワリー醸造所直営、あるいはタップルーム系のお店をなるべく狙って訪れるようにしています。
  • ざっくりですが個人的におすすめの順に並べています。
  • ペールエール系好きの自分の感想です。(IPA、特にNEIPA好き。)
  • 訪問時の情報をもとにしています。(メニューが変わっていたり、閉店あるいは移転などあり得ます。)

Cubao X Brewery

*2025年2月訪問

Cubao(クバオ)はマニラのケソン市にあるエリア。MRTの駅があったり、商業施設があったりとそこそこ賑わっている印象です。

その中でも特に若者に人気?のオシャレスポットが「クバオ エキスポ(Cubao Expo)」。

Cubao Expoは、U字型の通り沿いにアンティーク・ヴィンテージショップ、アートギャラリー、カフェ、レストラン、バーなど、多彩な店舗が集まる独特の雰囲気を持つエリアで、夜は非常に活気がありました。

その中にあるのがこちらの「Cubao X Brewery」。

お店の面構えからしていかにもマイクロブリュワリーといった感じで良い。

1階は外の通路沿いに小さめのテーブルがいくつか、店内にテーブルが一つ、そしてカウンター席がちょっとあるだけの小スペースですが、2階もあるみたいでした。(大人数のグループはみんな2階に行ってました。)

メニューはシンプルで、自分が訪れた時は4種類と、あとからもう1種類追加されて、合計5種類でした。値段はどれも同じで、グラスが220ペソ、パイントが280ペソ。Cubaoだからでしょうか、けっこう良心的。

1杯目はWestcoast IPA。がっつり苦い(松っぽい)ドライなWestcoast IPAが多い中、ここのはとても飲みやすい印象。そして普通に美味しい。これ、ウェストコースト?とちょっと疑うレベルで飲みやすい。

2杯目はModern IPAをオーダー。ホップのアロマがちょうどよく、非常に美味。Hazyにかなり近いですが、これもとても飲みやすくて良かった。

こちらのお店自体にはフードメニューはないのですが、周辺のお店からなんでも持ち込みOKというルール。そしてだいたいどこのお店もここまでデリバリーしてきてくれるようです。ピザをオーダーしてる人もいましたが、自分はTAKOYAKIを。

結構しっかりめの生地で、柔らかいたこ焼きが好きな自分の好みの食感ではなかったですが、まあたこ焼きソースかかってるのでそれだけでなんとかなります。値段覚えてないですがそこそこ安かったし悪くなかった。

ここは若いお客さん、そして常連さんが多いみたいでスタッフもそっちばかりであまり気遣いがいいとか愛想がいいというわけではないですが、味、値段はよく、フードを持ち込めるのも選択肢が増えるという意味でいいなと思いました。

ただ現金のみなのが少し残念なところ。

El Depósito Brewery

*2025年2月訪問

こちらはSan Juan(サヌアン)地区の住宅が多いエリアにある小さなお店。

実は上で紹介した「Cubao X Brewery」の系列店(訪れてから知りました)。こちらが1号店でCubaoの方が2号店らしい。

この一画にはこのお店以外にカフェ・レストラン、オイスターバー、ビューティーサロンなどが隣接していますが、このお店自体は注文カウンターとその前のテーブルだけというシンプルさ。

若い女性スタッフ一人だけで回している模様。こちらもCash Only、値段もCubao Xと同じ。

まずはModern IPAをオーダー。やはり美味しい。

屋外オンリーなので蚊が少しいましたが、隣のオイスターバー側のテーブル席には扇風機あるよ、そこも座ってOK、と教えてもらったので移動。

こちらもCubao X同様、他店からフードをオーダーするスタイル。ということで隣のFlossom Kitchen + Cafeというお店のボンゴレスパゲッティーを注文したのですが、んー正直イマイチでした。

ボンゴレ(サ税込みで522ペソ)

2杯目はIPAを注文。スタンダードって感じで飲みやすく、普通に美味しかった。

セラーノハムの単品があったので追加オーダー。270ペソ。まあハム自体の品質はそこまで良くはない感じですが、つまみとしてはアリ。

ここはCubao X同様、ビールの味と値段は普通に評価できます。あとはお隣のお店のフードのクオリティーがもう少し高ければなー、と思うところです。


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Treeline Ales

*2025年2月訪問

こちらのお店はCubao XとEl Depósitoのちょうど中間あたりにあり、Robinsons Magnoliaというショッピングモールの敷地内にあります。

小規模な醸造所ではありますが、店内はとてもスタイリッシュで。

ガラス張りで醸造場所が見れるようになっています。

訪れた日はタップ提供が7種類ありました。

フライト(4種)があったのでペールエール系全部トライ。左からGolden Sunshine Hazy Pale、Cascadia IPA、Nectaron Main SQZ NEIPA、Fat Cat Pale Ale。

どれも悪くはないんですが、個人的にはややライトでホップのガツンさが足りなかったですかね。飲みやすいという言い方もできるかとは思いますが。

一番気に入ったCascadia IPAをグラスで注文。

ここはちゃんとチェイサーのお水を出してくれるという、東南アジアのタップルームでは珍しいお店。

男性のオーナーはじめスタッフも皆さん感じがよく、清潔感もあって空間としては非常に良かったです。

余談ですが、オーナーの奥様はなんと日本人の方でした。まだまだ若いご夫婦に見受けられたのでぜひ頑張って欲しい。

(ちなみにフードはたしかDumplingやヌードルなど数種類だけあったように思いますが、今回は直後に食事の予定があったので頼めず。)

Tap Station

*2025年2月訪問

Tap Stationはメトロマニラに何店舗かありますが、今回自分が訪れたのはBGCにある店舗。

やはりBGCということで周りはオシャレ。お店自体はそこまで大きくはないですが、収容人数で言うと20人超は入れそうでした。

タップで20種類以上あって、なかなか圧巻のメニューボード。

ただ、ほとんど全てCraft Swipesという名前(自社ブランド?)のフィリピンのものか、ドイツのもので、ペールエール系が少なめ。

1杯目はShut UpというCraft SwipesブランドのNEIPAをチョイス。NEIPAって書いてるけどNEIPAか??とちょっと疑問な味ではありましたが、まあそこまで悪くはなかったです。美味、とまでは言えないですが。

フードはバーガーを頼みましたが、こちらも味は中の下くらい。悪くはないですが、バンズが甘めだしこだわりがほぼ感じられず。

フィリピンブランドのビールはBuy 1 Get 1 Freeらしく、1杯の料金で2杯目ももらえるということだったので、Hard Dayというエールを注文。これも正直たいしたことなかったです。ポップコーン無料で出してくれたのは良かったですが。

Tap Stationは良かったら他の店舗も行こうかと思ってましたが、そもそもペールエール系少ないし、クオリティーも高くはないということで、ここ以外訪れておりませんが、どこの店舗も立地はいいので寄りやすいというメリットはあるかと。

あと店内とかの雰囲気も悪くないんですがね。肝心のビールの味をもう少しなんとかしてほしい。

NIPA BREW TAPROOM & BREWHOUSE

*2025年2月訪問

こちらはマカティからもさほど離れておらず、アクセスしやすいエリアにあるお店。Solace Hotelという3つ星ホテルの1階部分にあります。

店内はエアコン効いていてそこそこ清潔感もありました。

ビールメニューはタップで10種類ちょっと。ほとんどがここNIPA BREWのもの。

フライト(4種)があったので、ペールエール系ばかりを攻めてみました。左からTropic Haze、Exsqueeze、Releae Me From Lockdown、Hop Flask。

名前はどれも個性的で面白いんですが、味は正直イマイチでした。なんかどれもホップの量ケチってない?って感じで弱いんですよね。そしてフルーティーさや苦味が弱く、モルトの甘さが相対的に強くでてしまっている感じ。

ここはGoogleマップでCraft Beerと検索すると必ずヒットするようなお店で、評価も高かっただけにちょっと予想外で残念。もしかしたらたまたまかもしれませんが。


次回以降訪れたいお店

  • Brujo Craft Beer
  • Mitchell's Backyard Brewery
  • Commonwealth Craft Beer
  • Elias Wicked Ales & Spirits
  • Pierre's Craft Beer and Barbecue Cellar

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