【宿泊レビュー】ダブルツリー by ヒルトン クアラルンプール
お手頃な価格の割に利便性良し、雰囲気良し、朝食ビュッフェなかなかで、コスパが良いホテルだと思います。
KLにある3つのダブルツリーの中で一番中心地に近い、というか中心地エリアにあるホテル。
こちらのダブルツリー by ヒルトン クアラルンプールは2010年に東南アジアで最初のダブルツリーブランドホテルとして開業したようです。
Intermarkという複合施設(ショッピングモール + オフィス)の一部ということで、外観やロビーなどは綺麗でなかなか豪華です。ただやはり部屋に入ると老朽化が見える部分もありましたが。
立地やアクセス
KLシティーセンターの中ではやや北東に位置しており、KLCCやブキビンタンなどからは若干離れてはいますが、それぞれ歩いて20分、30分弱くらいなので大人であれば徒歩圏内と言えるでしょう。
最寄駅はMRT(地下鉄)の「Ampang Park」。クアラルンプールは車社会で歩行者に優しい作りにはなっておらず、基本歩きにくい都市ですが、幸い駅からホテルまでは屋内連絡通路で繋がっており、200mくらいです。
空港から直行の場合はGrabやハイヤーなど車が便利です。空港から車だと普通にいけば50分前後。
ちなみに自家用車の場合、駐車場は無料です。
尚、インターマークモールの店舗情報は公式ウェブページが一番情報が多いと思います。
ロビーフロア
Intermarkの入口を入ってすぐのエレベーターで2Fに上がると中央が開いたロビーに着きます↓。右側がフロント、左側がちょっとした休憩スペース、写真奥がラウンジやエレベーターになります。
フロント近くにはセルフサービスタイプのちょっとしたウェルカムドリンクもありますが、マレーシアということで若干甘めのティーみたいなドリンクでした。(マレーシアの飲み物は基本甘め。)
ラウンジ(Axis Lounge)はなかなか快適そうでした↓。
ラウンジ横にはカールスバーグ推しのバーも↓。ここもかなり内装が洗練されていて、雰囲気が良さそうでした。
ロビーフロア一番奥にはちょっとしたカフェがあります↓。もちろんダブルツリーお決まりのクッキーも売っています。
尚、ロビーフロアの真下にはスターバックスがあります↓。
部屋
一番安いキングベッドゲストルームで予約しましたが、いちおうゴールド会員なのでその上のキングベッドデラックスルームにアップグレードしてくれたようです。
とはいえ両方32平米でサイズは同じようです。
かなり混雑した週末の宿泊だったのでアップグレードなどはあまり期待してませんでしたし、自分は部屋の広さとかそこまで気にしないので、これくらいあれば十分。
見た目は綺麗ですが、カップボードの扉が少しガタっていたり、ソファにシミが付いていたり、細かい部分はやはり老朽化を感じました。
あと、USBの充電口がなかったです。ああいうのはやはりここ最近オープンしたホテルだけなんですかね。
バスルームがこちら↓。至って普通。
水回りに関しては特に大きなトラブルや不満はなかったですが、強いていえばホットシャワーの温度が少し安定しない時がありました。
アメニティーとかは自分はまったくこだわりがなく、歯を磨けてシャンプーできればOKなので特にコメントはありません。
部屋からの景色はあまり期待しない方がいいかと思います(このホテルでそこを重要視する人はほとんどいないと思いますが)。ツインタワーが見れるのもごく限られた部屋だけらしいです。窓があればOK。
プール
プールはダブルツリー by ヒルトン プトラジャヤ レイクサイドとは比べ物にならないですが、まあこの立地なら悪くない方じゃないでしょうか。
土曜日の夕方前後だと結構人が増えてきていました。早めの時間帯の方が狙い目かもしれません。
色がエメラルドグリーンっぽいですが、水自体が汚れているとかではなく、タイルの色っぽいです。たぶん。
写真を撮り忘れましたが、このメインプールとは別に小さな幼児向けのエリアもありました。
基本プールエリアは建物に囲まれた形となっているので、景色を眺めながら、みたいなのはできません。
かろうじてプールエリアの端から眺められる景色がこちら↓。
プールサイドにはイタリアンレストラン「Tosca」があります。
ヒルトンメンバー割引があったので試しに夕食をこちらで食べましたが、悪くなかったです。めっちゃ美味しいとも思いませんでしたが。
スタッフがみな優しいのと(特に子供に対して)、意外にもビール(カールスバーグ)が美味しかったです。ロビーフロアのバーでも推してましたし、力を入れてるのかも。
ちなみに支払いを部屋づけにしてもらいましたが、チェックアウトの時精算した記憶がありません。(自分の勘違いかも。)
朝食
朝食はKLダブルツリーお馴染み「マカンキッチン」でのビュッフェ。
見た目はけっこう広く席数も結構あるはずですが、それでも週末で混在していたので9時前後?からは待ちが発生していました。特に週末は早めの時間帯がいいと思います。
(批判も多いらしい)自分でちぎって取るタイプの野菜もちゃんとあります↓。
マレーシアらしく、こちらのダブルツリーでもマレーシア料理、インド料理、中華料理とエリアが分かれています。
料理自体もそこそこ良かったように思います。めちゃくちゃ美味しいってものもないですが、ホテルのビュッフェにそんなもの求めてないですので。とりあえず種類が豊富ですし、色んなものを試せます。
あと、ここで自分が一番気に入ったのは、100%フレッシュのオレンジジュースが飲めたこと。普通のドリンクコーナーのオレンジジュースではなく、ドリンクカウンターでスタッフに直接言わないとたぶんもらえないです。自分たち以外誰も飲んでなかったと思うので、裏メニューなのかもしれませんが。
あとマカンキッチンの中にキッズコーナーがありました↓。子沢山も多いマレー人家族配慮なのでしょうか。
ひとこと
繁華街のど真ん中というわけではないですが、MRTのAmpang Park駅まで10分弱なのでアクセスはよく、ガンガン歩く人であればKLCCやその他のエリアも十分徒歩圏内。程よい利便性で、KLのヒルトン系列で一番バランスが良いかもしれません。
今回泊まった時の料金はこちら↓。
税・サ込みで375リンギット = 11,000円ちょっと。マレーシアのホテルの相場が全体的にかなり安いのでなかなか判断し難い部分もありますが、お手頃価格と言えるのではないでしょうか。
ゴールド会員ということで朝食が無料だったことも大きいですが、ハズレがない選択肢のような気はします。