【宿泊レビュー】ホリデイ イン エクスプレス クアラルンプール シティ センター

繁華街に近く、モノレールの駅も近い好立地といえるホテル。朝食は無料なのでクオリティーを求めてはいけません。

【宿泊レビュー】ホリデイ イン エクスプレス クアラルンプール シティ センター
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2023年6月の宿泊記です。

Holiday Inn ExpressはIHGの低価格ブランド。ということでこちらのホリデイ イン エクスプレス クアラルンプール シティ センターについては期待値低めで泊まりましたが、立地と値段から考えるとそこそこ選択肢としてはありなんじゃないかと思います。

ただ部屋はかなり狭いのでそこは覚悟しておいた方がいいです。

立地や周辺へのアクセス

「シティーセンター」という名前だけあって、クアラルンプールの中心地に位置しています。KLの中心地といっても広いですが、その中でもブキビンタンに近いエリアに位置しており、屋台が立ち並ぶジャラン アローやバーが並ぶチャンカットが歩いてすぐです。どちらかというと夜の繁華街に近いというイメージですが、あくまでもそっちの方向に歩けば、というだけで歓楽街のエリア内にあるというわけではありません。

ブキビンタンのパビリオンやLot10などは10分か15分ほど。

ツインタワーなどがあるKLCCも大人であれば20分か30分あれば歩いていける距離です。

最寄りの駅はモノレールの「Raja Chulan」で、ホテルから歩いて5分ほど。モノレールに乗れば、ららぽーとなどもすぐいけます。

尚、自家用車で行く場合は駐車場代は無料です。(出る際にQRコードをもらってそれを使うと無料。)

外観、ロビーなど

このホテルは開業が2016年らしいですが、それにしてはやや外観は寂しい感じがしますが、色合いの問題でしょうか。

ロビーフロアは1階(日本でいう2階に相当)で、エントランスフロアからエレベーターでアクセスします。

ちなみにこのエレベーター、基数はそこそこあるんですが、いくつか停止してて(マレーシアあるある)けっこう待つことが多かったです。

ロビーフロアはそこそこ綺麗で雰囲気も良さげです。フロント右側がIHG上級会員専用になっています。

同じフロアに朝食会場があり、その手前にも↓のようにくつろげる空間があります。(写真右奥に見えてるのがちょっとしたスナックが売っている自販機です。)

アメニティ類はフロントにあるので、チェックインの時に必要なものは頼んで受け取っておいた方がいいです。

尚、このホテルにラウンジはありません。が、ロビーフロアにあるこのカフェバーのような一角に無料のコーヒーマシンがあります。

カフェラテそそぎ中

部屋

自分は棚からぼたもちプラチナエリートということで部屋をアップグレードしてくれたようですが、それでも全然広くはなく、スタンダードルームの写真をGoogleマップ(のゲスト提供セクション)などで見るとかなり狭いので、ここら辺気にする方は要注意です。

*上の写真はiPhoneの広角カメラで撮ってます。

水回りは↓。写真ではわかりにくいと思いますが、洗面台/トイレの扉とシャワールームの扉が兼用になっており、シャワーを使ってる時(扉を閉めている時)は洗面台/トイレ部分はドアが開いている状態になります。はたしてこれは機能的というのか?

洗面台の蛇口の水圧とトイレのフラッシュの水圧は弱かったですが、シャワーは案外大丈夫でした。ギリギリ許容範囲内。

インターネット(ホテルWiFi)

WiFiは無料で使えます。WiFiネットワークを選択した後、ログイン画面で氏名と部屋番号を入力すると繋がります。

あまり速くはないですが、レイテンシー(遅延の度合い)が低いので実際はそこそこ使えます。

ホテルWiFi 通信速度
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朝食

ホリデイ イン エクスプレス クアラルンプール シティ センターでは、宿泊者全員に朝食が無料で付いてきます

ただ、その分かなり混む(特に土日祝)のと、味は「まあ無料ならしゃーないな」というレベル。期待値は低めに設定した方がいいです。

朝食の風景(このエリアの奥にも食べ物あり)

無難にパンやシリアルなどであればそこまで悪くはないですが、パンでもクロワッサンなどはイマイチでした。マレーシア庶民派料理の代表ナシレマもありましたが、自分はマレーシア料理やインド料理はあまり好きではないので食べておらずコメントできません。

フルーツも2種類くらいしかなく、かなり微妙でした。

せめてもの救いは、朝食会場がけっこう奥行きがあり、そこそこのキャパがあることでしょうか。土日などでかなり混んでいても席は見つけれると思います。ただ、行き帰りのエレベーターがえげつなく混む可能性はありますが。

ここの朝食に関しては無料なのでサクッと覗いてみて、基本ドリンクと気になるものだけ少し取って試してみて、あとはお腹の余裕を外食に残しておく、が最適解かもしれません。

ファシリティー

設備というか階ごとの構成は↓のようになっています。

内容
グランドフロア(G) ホテルエントランス
1階 フロント&ロビー、朝食会場など
2階 ミーティングルーム、フィットネスセンター、ランドリールーム、ゲストルーム
3階〜5階 ゲストルーム
10階〜20階 ゲストルーム

ホテル周辺

周辺の飲食関係で言えば、立地のセクションでも書いたように、ジャラン アローやチャンカットなどは歩いてすぐ行けるのと、ブキビンタンまで歩けばパビリオン、Lot10に無数にレストランはあります。あのFIVE GUYSもパビリオンに入っています

ホテルの隣の建物に中華でそこそこ知名度がある「Marco Polo Chinese Cuisine」もあります。ここは点心(dim sum)が有名で、自分も一度食べに行きましたが、まあ味自体はそこそこかな、と。個人的には北京ダックの方が美味しかったです。ちなみにここはeatigoというアプリを使うと時間帯によれば50%OFFとかで食べれます。

あと、イタリアンの「Bottega KL」というレストランも近くにあり、そこそこオススメです。やや塩味が強めのものが多いイメージですが。

ホテル周辺の観光地といえば、歩いていける範囲だと「KLタワー」でしょうか。ちょっとした丘を登る感じで、軽い運動になります。タワーの隣には「KLタワーミニ動物園」もあるので子供がいる場合はそこもいいかもしれません。

KLタワー

ひとこと

今回自分が宿泊した時の値段はこちら。

土曜からの1泊で、税・サ込みで235.71リンギット = 7,000円ほど。

マレーシアは総じてホテルが安いですが、この料金で立地を考えるとアリというか無難な選択肢かもしれません。部屋の広さを求めなければ。もちろん安さだけを求めるともっと選択肢はありますけども。

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