【宿泊レビュー】ホリデイイン リゾート プーケット

パトン中心地にありながらビーチでもプールでも遊べる、子連れに優しいお手軽リゾートホテル。

【宿泊レビュー】ホリデイイン リゾート プーケット
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2024年10月の宿泊記です。

ホリデイイン リゾート プーケットは、タイのリゾート地プーケットのパトンエリアにある比較的大きめのリゾートホテルです。

今回はここに家族で4泊しました。

パトンエリアは子連れ向けとは言いづらいものの、このホテル自体は複数のプールやキッズクラブあり、そしてビーチフロントということで海辺へのアクセスも非常に良いため子連れ家族でもまったく問題ないように感じました。もちろんプーケットには他にももっとリゾートチックなホテルはたくさんありますが。

パトンビーチは今回初めてだったのですが、思っていたほど悪くないというか汚いという感じでもなく、7歳の子供も普通に楽しく遊んでいました。

ホテルの立地とアクセス

ホリデイイン リゾート プーケットはパトンエリアの中でもビーチ沿いのかなり中心にあります。

下の地図で東西南北の道に囲まれたエリアほぼ全てホテルの敷地です。

この立地でこの占有面積は開業1987年という歴史がなせることなのかもしれません。今ここら辺でこの規模の区画を抑えるのは相当難易度が高そう。

実際にホテルに到着するまで半信半疑でしたが、ちゃんと(道を挟みはしますが)ビーチフロントで、ホテルから出て道を渡ればすぐビーチになっています。

プーケット国際空港からのアクセス

今回空港からホテルへの移動はKLOOKであらかじめ予約していた送迎サービスを利用しました。

KLOOK紹介コード「UX8E4」

会員登録時に利用することで、登録後すぐに500円ゲット

UX8E4をコピーする

うちの家族3人だけなのにハイエースみたいなバンがきて普通に快適でした。

空港からはだいたい45分くらいだったと思います。

尚、後から知りましたがプーケットスマートバスを使うと空港から一番安くパトンエリアまで行けるらしいです。が、パトンエリアのバス停からホテルまでスーツケース引いて歩いてはなかなかキツそう(数百メートルはあるはず)なのと、本数もそこまで多くないのでややハードル高め。ちなみにパトンからスリンビーチに行くときに一度このスマートバスに実際に乗ってみたのですが、なかなか混んでいて普通にずっと立ちっぱなしだった上にプーケットは山道が多いので、なかなか大変でした。スーツケース持参の人も多いので車内も結構狭いです。

チェックイン、客室

ビーチの反対側(東側)にも入り口はあるのですが、ホテルのメインエントランスは南側になります。

まあなかなか老舗なのでそこまで豪華だったりきらびやかな感じではありません。

でもロビー自体はリノベーションされているので悪くなかったです。

フロントでチェックイン時、簡単な説明とともにホテルのマップをいただきました。

ホテルの敷地マップ

2つのウィング(棟)とヴィラ

ホリデイイン リゾート プーケットは「メイン ウィング」と「Busakorn ウィング」という2つのウィング(棟)があり、そのほかにヴィラタイプの部屋があります。

メインウィングはロビーのある棟で、ここが一番スタンダードで宿泊客が多いウィング。

メインウィング

調べた限りではメインウィングが主にファミリー向けで、キッズクラブやキッズプールに近く、メインプールも少しファミリー向けになっています。

Busakornの方が建物としては新しいようで、こちらは大人向けというニュアンスが強く、Busakornウィングのメインプールにはスイムアップバーがあります。が、実際子連れの我が家はBusakornの客室をアサインされましたし、普通に他の宿泊客も子連れが多かったので、あまり厳格に区別はされてないみたいでした。

ヴィラは完全に大人のみ宿泊可能で、プールもヴィラ滞在者専用のものがあります(チラッとみましたがそこまで大きくはなかったです)。

Busakornウィング 客室

上述の通り、今回我が家はBusakornウィングに滞在しました。

部屋のサイズ的にはそこまで広くはないものの、3人家族の我が家には十分。

↓が入ってすぐの写真ですが、右側が化粧鏡とトイレ、左側が洗面台とシャワールームになっていて、ベッドルームへの入り口の扉を閉めるという本当によくわからないレイアウト。

シャワールームの扉は透明で、部屋の入り口(玄関)側には扉やドアはありません。(下の写真の左側がすぐ部屋の入り口になっています。)

まあ少なくともトイレはセパレートになっていますが。

シャワーについては水圧はギリギリ許容範囲、温度の揺れ(たまにちょっと下がってまた戻る)が少しあった程度。悪くはないけどもう少しクオリティー上げて欲しいところではあります。

小さなバルコニーがついており、メインプールが見えました。

ホテルWi-Fi

このホテルでかなり残念だったのはWi-Fiです。スピードテストの結果では特に問題ないスコアが出るものの、実際はかなり不安定で繋がっていてもほぼ使えない時が多々ありました。

eSIMDBで一番安いところを調べて購入しておいたdtacのローカルeSIM(タイではほぼ毎回これを利用します)をホテル内でも終始使っていました。

eSIMDB バナー
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朝食

Busakornウィングの宿泊者はプール横の Charm Thai というレストランでビュッフェ朝食。

朝食は6:30からオープンしています。

明るいプールサイドのテーブルが人気ですぐ埋まってしまいますが、中もそこそこ明るく清潔感がありました。

エッグ & ヌードルステーション。その横にグリルチキンのコーナーがあってそれがなかなか美味しかったです。

ブレックファストスペシャルというコーナーでは、タイ料理が日替わりで提供されており、カオマンガイの日もありました(味もそこそこ悪くなかったです)。

よくあるホットフード類。

ベジタリアンコーナーでは蒸し野菜がいろいろ用意されており、個人的に評価できるポイントでした。無駄にアレンジしたり味付けしたりせずにもうみんな蒸し野菜出してくれたらいいんですよ。

コールドフードエリア。

サラダもシンプルながら良かったし、スモークサーモンも美味しかったです。

あとここの朝食で一番良かったのはこちらのジューサーを使って自分で自由にジュースを作れたこと

正真正銘100%フレッシュジュースを無尽蔵に作れて飲めるのはマジで最高です。全ホテルこのコーナー置いてほしい。

しかもここはフルーツだけではなくセロリや生姜なども置いていました。

フレッシュジュースをスタッフが作ってくれるホテルもありますが、ここは自分の好きなものを入れてカスタマイズできて、何杯でも作れるので気が楽。カットも結構楽しいです。

しかもなぜか(面倒なのか)意外と使う人が少なくて混むこともほぼなく、フレッシュジュースを堪能できました。

そうそう、あとコールドフードエリアにSUSHIもありましたが、まさかのシャリが酢飯ではなく普通のご飯でした。

それ以外に残念な点としてはカプチーノの味が非常に微妙でしたが、それらがどうでも良くなるほどジューサー使い放題の魅力が勝りました。あと料理もどれもだいたい悪くなかったですし。マレーシアのホテルの朝食と比べると雲泥の差(個人の意見です)。

レストラン シーブリーズ

メインウィングの宿泊者は、メインウィングにある Sea breeze というレストランが朝食会場になります。

こちらもCharm Thai同様、プールサイドにあるのでアウトサイドテーブルもあって良い感じそうでした。

朝食の内容はCharm ThaiもSea breezeもまったく同じとのこと。

プール、キッズクラブ、レストランなど

Busakornウィング メインプール

Busakornの方のメインプールはやはり大人向けの作りではありますが、ボールなど遊具を持ち込んで遊んでいるファミリーもけっこういました。

そしてこのプールの目玉はなんといってもこちらのスイムアップバー(プールの中のバー)。

16時から18時のハッピーアワーはドリンクが半額になるので、その時間になると一気にこのバーの周りに人が集まります。

うちの7歳児はここでスイムアップバーデビューしてました(バナナシェイクをオーダー)。

いちおう大人向けのプールなのに普通に子供も遊べてかつバーも利用できるのは非常にありがたい。(ヴィラは完全大人オンリーです。)

あと、朝にちゃんと清掃なのか水の入れ替えなのかをしており、ここら辺も地味に好感が持てました。

あと塩素とPHもちゃんと測って表示しているようでした。

メインプールのすぐ奥に(誰も使ってませんでしたが)スモールプールもあり。

メインウィング メインプール

メインウィングのプールはBusakornウィングのプールとは違って丸みをおびたデザイン。水深もやや浅めのところが多い感じでした。

Busakornウィングからは少し距離がありますが、どちらのウィングに宿泊していてもこちらのプールは利用できます。

余談ですが、ぜんぜん泳げないインド人の婦人が頑張って泳ぎを練習しているのを見ていたら、普通にプールの中に唾吐いていてマジやめてくれ、となりました。

キッズクラブ & キッズプール

キッズクラブは若干古びている感じはするものの、スタッフはとてもフレンドリー。

そこまで広くはないですが、雨の時などは重宝します。

アクティビティーもいろいろやっているみたいでした。

こちらがキッズクラブ真横にあるキッズ向けプール。

キッズプール

そしてこちらもキッズクラブ横にある、トドラープール。

幼児向けプール

あとキッズクラブすぐ近くにはなぜか絵描きさんがいました。頼んだら似顔絵を書いてくれるのでしょう。

レストラン

ホテル内にはCharm Thai、Sea breeze以外にもいくつかレストランやバーがあります。

TERRAZZO(イタリアン)

こちらはビーチ側にあるイタリアンレストラン & バー。ちょっとわかりにくいですが、下の写真奥がバーカウンターエリアになっています。

一度ランチに訪れて、ピザとパスタを頼みましたが、味は正直まあ普通でした。

THE BAR

こちらはメインウィングのロビー近くにあるカフェ & バー。上記のイタリアンレストランのピザやバーガーもオーダーできるみたいでした。

Sam's Steaks & Grill

利用していないので写真なしですが、メインウィングにあるステーキ & グリル屋さん。なかなかハイエンドで高級そうだったので今回はパス。

(おまけ)Charm Thai プールサイド

ハッピーアワーのビールのアテにプールサイドで食べたソムタムとカラマーリ。あまり期待してなかったのもあるかもしれませんが、意外と美味しかったです。

パトンビーチ、ホテル周辺情報

ホテルの西側からはビーチ沿いのThawewong通りにすぐ出ることができます。ここに足洗い場もあって便利。

道を渡るとすぐビーチ。その手前で確実にマッサージやらビーチチェアの押し売りがきます。

ビーチチェアは1台100バーツと言ってました。ドリンクなど頼めば多少割引してくれるのかもしれませんが、そこら辺は不明。

記事冒頭にも書きましたが、パトンビーチってもっと汚くて砂も微妙なイメージを勝手に持ってましたが、実際はそうでもなかった。ダナンのビーチとかもっとしょうもなかった記憶があります。

まあ海水自体はそこまで綺麗ではないんですが、ビーチとしてはそこまで悪くはないのかな、という印象。一般的なマリーンアクティビティーもだいたいできます。

とりあえずここは小さな貝がわんさかいて、掘ればうじゃうじゃ出てくるのでそれを子供と集めて遊んでました。大人でも普通に楽しかった。(最終的に下の写真のバケツいっぱいまで集めた。)

ビーチ沿いの道を歩けば普通の飲食店やら雰囲気いい感じのお店やらファストフードやらいろいろありますし、食べるところには困らないでしょう。

ビーチの反対側(東側)にもちょこちょこお店はあります。

出て右に行けば Otop Market というマーケットもあり、ローカルB級グルメ的なものも楽しめます。(ここらへんはバーも多いです。)