【宿泊レビュー】ホリデイイン&スイーツ シラチャ・レムチャバン
タイのシラチャにあるホリデイイン&スイーツ。新しくて内装・空間も洗練されており、コスパ良し。
ホリデイイン&スイーツ シラチャ・レムチャバン(Holiday Inn & Suites Siracha Laemchabang)はバンコクから南におよそ100km弱、パタヤの手前のシラチャにあるホリデイインブランドのホテル。
オープンは2020年1月のようですが、コロナ禍ということで実際本格的に稼働しだしたのは2023年からのようです。
チョンブリ県シラチャは日系企業が多く進出する工業地帯があることで有名だそうで、バンコクに次いでタイで2番目に日本人が多く住む都市なんだとか。
そのため駐在員も多く、よって日本食店その他日本人に住みやすい環境が整っているみたいです。
今回はバンコクに到着後、目的地であるパタヤまでの道中で一泊するということでこちらのホテルを選びました。
アクセスとロケーション
ホリデイイン&スイーツ シラチャへはスワンナプーム空港(BKK)から車・タクシーで約1時間半ほど。バンコク中心部やドンムアン空港(DMK)からはプラスで30分程度でしょうか。ホテルからパタヤまでは車でおよそ30分。
レムチャバン港の横に位置しており、レムチャバン工業団地まで10分弱、シラチャロビンソンまでは15分程度です。
幹線道路に面していて、向かいのちょっとした2階建てコの字の商業施設以外に歩いていける距離にあまりお店はありません。
向かいにはセブンイレブンはじめ、日本食居酒屋や韓国料理店など飲食店がいくつかとケンタッキーがあります。
フロント & 客室
空港から予約しておいたタクシーで直接ホテルに向かい、到着したのは夜でした。
エントランスとロビーフロア
12月ということでエントランス前はちょっとしたデコレーションとライトアップの演出がありました。
ロビーは非常に開放的で、ソファやチェアもたくさんあって第一印象良し。
こちら↓は翌日日中に撮ったフロントの写真。
エントランス入ってすぐ左手には「THE HUB」というデリ&バーがあり、ここもなかなかオシャレでした。
客室
今回アサインいただいたのは「1 King Bed 1 Bedroom Suite With Balcony」というお部屋(角部屋)。
チェックインが夜だったのでカーテン閉めきっての写真ですが、2ルームのスイート。
それぞれの部屋自体はそこまで広くはないですが、全体としては大人2人+子供1人の我々には十分でした。
ベッドルームにはちょっとしたデスクとチェア、そしてテレビなど。
こちらの部屋にもテレビ、そしてスモールソファとティーテーブル的な。あと冷蔵庫も。
入り口付近には簡単なキッチン、小型冷蔵庫、電子レンジ、カップボードなどがあり、単身なら長期滞在も問題なさそうです。
バスルームも広くて綺麗。
シャワールームには浴槽もあって日本人には嬉しいポイントです。(今回は1泊だけで到着も少し遅かったので使わず。)
シャワーに関しては水圧がそこまで強くないこと以外はほぼ問題なしでしたが、朝使った時だけ水温が少しだけ不安定でした。たまたまなのかは不明。
あとタオルのふわふわ感が若干物足りなく感じましたが、そこを気にする人は少ないかもしれません。
ベッドもいい感じでよく眠れました。
とりあえず新しくて綺麗なのでそれだけで気分が良いですね。
朝食ビュッフェ
朝食は8階の「Level 8」で。名前そのまま。
こちらも天井が高く、4面とも窓があって非常に気持ちいいです。
ロビーでも朝食でもなんでも空間においては天井の高さと窓の多さは正義。
8階なのに周りに高い建物がないので見晴らしも良し。
パイプを使ったライトなどのデザインもオシャレ。
品数がめちゃくちゃ多いというわけではないですが、このグレードのホテルとしては非常に頑張ってる方だと思いますし、味も全体的に悪くなかったです。レイアウトも綺麗。
ヌードルはベースが優しい味付けでGood。(もちろん調味料もたくさん揃っていましたが自分は薬味以外使わず。)チキンスープライスというのがこの日のマイベストでした。
あとサラダ類もけっこう良かったです。
結構甘めだったのが残念ですがフレッシュジュースも1種類だけありました。
ただフルーツは東南アジアにしては少なめだったように思います。
ワンポイントアドバイスとしては、コーヒーやカフェラテはセルフのものではなく、バー的なところにマシンがあるのでそこにいるスタッフに頼んで作ってもらった方がベター。
あとこのLevel 8の真横がプールになっているのですが、プールサイドにちょっとしたテラスがあるのでそこもなかなか快適です。
ファシリティー
プール
8階にあるインフィニティープールはこのホテルのメインの写真としてよく掲載されているのでウリのひとつなのでしょう。ただ、そこまで広くはないです。
新しいので綺麗、あと視界を遮るものがほぼないのでビューは良いです。
ちょっとした打たせ湯要素のあるキッズプール的なものもあり。
キッズクラブ
無料のキッズクラブはプールの真横。Level 8(レストラン)の反対側に位置しています。こちらも規模は大きくないですが、景色は良さそうでした。
温泉 & サウナ
ホテルの案内に「Onsen」と書いてあったので「え、温泉??」と思い覗いてみることに。ほぼトイレの一部的な場所ですが入り口はちゃんとしてました。
ただ中はこの浴槽がひとつあるだけ。そして温泉ではなく単なる熱いお湯だと思います。
この隣にスチームサウナもあったみたいですが、スチームがすごくて写真は撮れず。
フィットネスセンター
24時間利用できるジムも完備されています。
感想
バンコクの空港から直接パタヤに行く道中でちょっと一泊、というノリでしたが予想以上に綺麗で部屋も朝食もしっかりしていたので普通に満足できました。
今回1泊に支払った料金がこちら↓
1バーツ=4円程度として税・サービス込みで8,000円ほど。(朝食はIHG One Rewardsのステータスで無料になったので含まれていません。)
パタヤ中心地だと同じ値段でこのクオリティーのホテルはたぶんないんじゃないでしょうか。もちろん市街地と幹線道路沿いという立地の違いは大いにありますが。
ここは何か必要ならホテルの目の前にセブンイレブンがありますし、ホテル内のレストランもどれも雰囲気がよく、立地さえ許容できれば十分満足できるはずです。
シラチャ中心部からは少し離れてはいるものの、タクシーですぐですし、もし今回の自分たちと同じようにパタヤに夜遅く着くスケジュールだとここで一泊は十分アリでしょう。