【宿泊レビュー】ステイブリッジ スイーツ バンコク トンロー

綺麗で清潔感があり、日本人好みに仕上がっているホテル。広さはありませんが立地は良し。

【宿泊レビュー】ステイブリッジ スイーツ バンコク トンロー

ステイブリッジ スイーツ バンコク トンロー(Staybridge Suites Bangkok Thonglor)は、バンコクの中でも特に日本人に人気のトンローにあるIHG系ホテル兼サービスアパートメントです。

2020年オープンと比較的新しく、Staybridge Suitesブランドということで主に連泊あるいは中長期滞在のビジネスやレジャー客をターゲットとしています。

実は日本の野村不動産も出資しているということで、大浴場完備など日本人好みの側面も多々みられます。

今回はこちらに2泊しました。

場所と立地

BTSトンロー駅まで歩いて10分ほど、スクンビットソイ55沿いにあります。

近くにはホテル日航バンコクやバンコクマリオットホテルスクンビットなどがあり、ホテル周辺には日本食レストラン、マッサージ屋など多くあります。

また、ホテルの真正面にはマルシェトンロー(Marche Thonglor)というコミュニティーモールがあり、ここにスーパーのトップスフードホールや飲食店が入っています。

空港からのアクセス

スワンナプーム空港(BKK)、ドンムアン空港(DMK)ともに空港からGrabやハイヤー等車でだいたい1時間前後。ただバンコクは渋滞状況によって所要時間は大きく変わってくるのであくまで目安程度ではありますが。

やはり高速降りて下道になるとホテル前のSoi 55含めそこそこ渋滞する印象です。もうここは仕方ないですね。

エントランスから客室まで

今のところホテルの両サイドに高いビルなどは立っておらず、全客室日当たりや眺めは良さそうです。

占有面積的には決して広くはないものの、エントランスの雰囲気はなかなか良し。

ロビーエリアもスタイリッシュで綺麗。

さすが日本人が多く泊まるホテルということで日本語のフリーペーパーもありました。

チェックインでは宿泊代金の請求を忘れられたり(結局置き手紙が届いていて翌日支払いました)、デポジットはAMEXのカードではできないと言われたり(結局デポジットなしとなりました)、一悶着ありましたが、無事完了。

フロント横に施設やサービスの一覧が表示されたiPadが置いてあったので写真を1枚(↓)。これが滞在中意外と役に立ちました。

ファシリティーとサービス一覧

客室

比較的新しいということでフロア含め全体的に綺麗です。

今回はIHGのダイヤモンドエリートということで「コーナースイート ハイフロア」へアップグレードしていただけたみたいです。感謝。

28階のコーナースイート(のはず)

ホテル兼サービスアパートメントということでちょっとしたキッチンスペースあり。(雰囲気は無印良品風?)

今回一人での宿泊だったので十分すぎる大きさでした。なんか間取りが日本のマンションのようで、とても落ち着く笑。

キングベッド。サイズ的にはクイーンという方が適切でしょうか。

バスルームも清潔感があり、トイレはTOTOのウォシュレットでした。

シャワールームはバスタブありで、シャワーのお湯の温度や水圧など問題なし。窓があるのがいいですね。

収納スペースなども十分。

ちょっとしたベランダもあり、日光の入りも眺めも良かったです。

個人的には無駄にだだっ広い部屋より、こういった区分けされた機能性重視で清潔感のある部屋の方が全然好きです。

日本人をメインターゲットに、サービスアパートメント(居住空間)として考えられたクオリティー。

ホテルWi-Fi

無料のホテルWi-Fiは高速とはいかないまでも、ダウンロードもアップロードも30Mbps前後で十分使えるレベルでした。

泊まっていた28階ではAISのネットワークはアンテナが1本だったので、ホテルWi-Fiは重宝しました。

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朝食

こちらのステイブリッジ スイーツ バンコク トンロー、宿泊者全員に朝食が無料で付いてきます。

なので時間帯によっては結構混雑します。待ち時間が発生することもあるので、早めの時間帯に行くことをおすすめします。

場所はロビーのフロント横、THE COFFEE CLUB。

中はこんな感じ↓。空間としてはいい感じなのですが、テーブルの間隔などは狭め。

まあ無料の朝食なのであまり期待しすぎるのは禁物です。種類が豊富なわけでもないですし、かろうじてエッグコーナー的なものがある程度。

サラダはそこそこ綺麗でした。

こちらはホットフードエリア。炒め物とか、ソーセージとか、お粥など。あと温泉たまごもありました。お米はタイ米と日本米両方炊飯器で用意されていました。

菓子パン?コーナー。

フルーツはパッションフルーツとパイナップルとドラゴンフルーツの3種類でした。あとヨーグルト、食パン。まあ最低限といったところ。

総じて味は悪くなかったですし、種類も無料の朝食と思えば悪くないのではないでしょうか。

コーヒーなどのテイクアウトもできますが、味はTHE DEN(後述)のマシンの方が良かったです。

その他の施設

ジャパニーズ温泉(大浴場 & サウナ)

「ONSEN」という表記が使われているものの、たぶんこれは普通のお湯、お風呂でしょう。

場所は20階のプールの手前にあるトイレエリア内で、そのため男女でちゃんと分かれています。プールと兼用ではありますが、入り口手前にタオルも置いてあります。

(たまたまチェックイン後にのぞいてみたら誰も使っていなかったので写真を撮らせてもらいました。)

全体的に綺麗で清潔感はあるんですが、どうもボディータオルを持ってきて使う人がほとんどいないようで、床はそこそこ濡れていました。

サウナもあり。(ドライサウナです。)

大浴場といえるほど大きくはないかもですが、8人くらいは入れそう。

実際一度だけ入ってみましたが、ややぬるめのお湯でした。

正直、部屋にバスタブがあればそっちの方が楽だし手っ取り早いとは思います。

スイミングプール

20階にあるプールは見晴らしがよく、日陰のエリアもあります。朝8時から夜8時まで利用可能。

サイズ的にはけっこう小さめで、ビーチチェアも少なめ。人が少ない時間帯を狙うのが良さそうです。

THE PATIO(ガーデン)

パティオは8階なのでプールなどのある20階の方が景色はいいですが、こちらの方が空いています。

ただ日陰がほとんどないのでめちゃくちゃ暑かったです。

THE DEN

THE DENはMフロア(2階部分)にある、簡易ラウンジワークスペース的なエリアで、24時間利用可能。

平日の月水金の夕方(17:30 - 18:30)はここでソーシャルアワーというイベント?があり、アペタイザーとドリンクが提供されるようです。

通常はコーヒーマシンとちょっとしたスナックがあるのみですが、雰囲気はいいです。

仕事をされている方がちらほら。

THE PANTRY

フロント横にある簡易売店です。日本のカップラーメンや駄菓子的なものもちょこちょこ売っていました。

フィットネスセンター

ジムは20階のプールの隣にあります。プール同様広くはないですが、ガラス張りで眺め良し。24時間利用可能。

トゥクトゥクサービス(無料送迎シャトル)

✏️
執筆時点での情報です。

無料トゥクトゥクシャトルサービスは、午前と午後で若干スケジュールなどが分かれているようで、以下の通り。

  • 午前(6:00 - 12:00): 30分ごと
    BTSトンロー駅 & サミティベート病院行き
  • 午後(13:00 - 22:00): 30分ごと *22時まで
    BTSトンロー駅行き

実際チェックアウト後にBTSトンロー駅まで利用しました。10分弱で着いてとても便利。(ホテル前のSoi 55は通らず裏道でした。)

ホテルのトゥクトゥク

ひとこと

Staybridge Suitesブランドの滞在はこれが初めてだったのですが、ここはかなり日本人を意識した作りで個人的には気に入りました。

子連れのファミリーや、もう少し朝食や施設などに重きを置く方にはやや物足りないかもしれませんが、このホテル兼サービスアパートメントが意図するターゲット層であれば、立地もそこそこいいですし検討してみる価値はあるかと。

今回はスタジオ スイート2泊の予約で(ポイント購入分など除くと)だいたい7,500バーツほどでした。なので日本円で1泊約16,000円ほどでしょうか。

宿泊代金

周りのホテルの価格を比較して決めたわけではないですが、ロケーションや施設サービスを考慮すると妥当な価格のような気がしますがどうでしょう。

個人的にはもう少し朝食のレベルが上がってくれればかなり優良ホテルといえるかな、という感想です。

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