【宿泊レビュー】インターコンチネンタル レジデンス ニャチャン

インターコンチネンタルとしては比較的お手頃のレジデンスで、部屋の広さも良し。ビーチが目の前で立地は文句なしです。

【宿泊レビュー】インターコンチネンタル レジデンス ニャチャン
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2024年7月の宿泊記です。

インターコンチネンタル レジデンス ニャチャン(InterContinental Residences Nha Trang)は、ベトナム南部 海岸沿いの都市ニャチャンにあるレジデンスホテル / サービスドアパートメントです。

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「インターコンチネンタル ニャチャン」に隣接していますが、建物は分かれています。

以前は Costa Executive Residences という名前でしたが、2024年にリブランドされました。

自分がIHGの公式アプリから予約した時は確かに Costa Executive Residences という名前だったのですが、いつの間にかアプリ上でも InterContinental Residences に名前が変わっていました。(もしかしたらリブランド以前に予約していたので今回お得に宿泊できたのかも。)

ちなみに Costa Residences というサービスドアパートメントはこちらのインターコンチネンタル レジデンスと同じ建物に存在しており(エントランスは別)、たぶんフロアが分かれているだけ。ちょっとわかりにくいですが、Costa Residences は健在、Costa Executive Residences がインターコンチネンタル レジデンスに変わった、という理解でいいはずです。

今回はこちらに家族(3人)で3泊しました。

ロケーションとアクセス

場所はニャチャンのほぼど真ん中、かつビーチ沿い。申し分ない立地です。

むしろナイトマーケットあたりから少しだけですが北にあがったところにある分、ゴタゴタ感が少ない印象。

カムラン空港からはGoogleマップだとたぶん50分くらいと出ますが、実際は道が空いているので30分ちょっとで着きました。

すぐ近くにコンビニのようなお店がひとつあり、少し歩けばニャチャンセンターというちょっとしたショッピングモールもあります。

チェックイン、客室

インターコンチネンタル ニャチャンのエントランスと微妙に分かれており、タクシーだとよく間違えられることがあるかもしれません。目的地を Costa Residences と言った方がすんなり着くケースも多々あり。

レジデンスということで建物の入り口は至ってシンプル。奥が Costa Residences の入り口になっており、本当に真横で建物自体は一緒のはずです。

あいにくフロントの写真を撮り忘れましたが、かなりこじんまりとしたコンシェルジュデスクのような感じでした。

Classic Ocean View

お部屋は最初「Classic Room」という一番どノーマルのタイプにアサインされたのですが、WiFiが部屋で使えなかったのでそれを伝えるとルームチェンジしてくれることになり、結果「Classic Ocean View」という部屋になりました。

尚、公式サイトの情報ではClassic Roomでも62 - 74平米あるので十分広かったです。Classic Ocean Viewはもう少し広めの80 - 87平米。

こちらは特にキッチン周りがより広くなっています。

キッチン横のドアを開けると洗濯機。

キッチン含めレジデンスとして十分な設備と広さです。ダイニングテーブルがやや小さめではありますが。(とはいえ今回は3泊だけだったのでキッチンはほぼ使わず。。)

リビングルームもゆったりとしています。

ベッドルーム。テレビはリビングとベッドルーム両方にあります。

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リネンの交換は基本的に2日に一回。

ベッドルームの奥がシャワーとトイレ、洗面台。

シャワーは水圧も非常に強く、温度も問題なし。長時間シャワーを使っていると少しだけ水温が一瞬落ちる現象が発生しますが、大きな問題はなし。

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この部屋で気に入ったのは、玄関横のドアからすぐにシャワールームにアクセスできる作りになっているので、ビーチやプールで遊んだあとでもリビングなどを通ることなくすぐシャワーを浴びれること。

以下はシャワールームから見たベッドルームとリビング。

クローゼット。バスローブもしっかりしてます。

ベランダは少し小さめで隣の建物が少し景観をブロックしていますが、ここはたぶん客室によりけり。

ちなみにこの部屋にチェンジする時に「夜はクラブのミュージックが少し気になるかもしれません」と言われたのですが、3泊中一度も気になるほどの音量では聞こえてきませんでした。

室外機前には洗濯物を少し干せるところもあり。

無料WiFi

いつもIHG系のホテルでは無料WiFiに接続する時は一旦キャプティブポータルでログインなどを行なってからアクセスとなりますが、ここのインターコンチネンタル レジデンス ニャチャンはリブランド直後だからかその認証がなく、パスワードなしで使えてしまう仕様でした。

なので個人的にはWiFiの利用は必要最低限にして、普段は部屋でも念のためにトラベルeSIMを使っていました。(自分はeSIMDBで見つけたGIGAGOのものを利用。)

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プライベートビーチ

ホテルの案内などにはプライベートビーチと書いてありますが、実際は公共のビーチの一部にビーチチェアを並べているだけの簡易的なものです。

下の写真の奥が Costa Residences のエリアになっており、そことは分かれていますが、インターコンチネンタル ニャチャンとは共用のようでした。

簡易的なものとはいえ、ちゃんといつもスタッフがいて、冷たい水やタオルも出してくれるのでありがたいです。

ただしビーチチェアには限りがあるので運が悪いとチェアがないことも。

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ニャチャンは朝は5時くらいから、夕方は16時くらいから地元の人もばんばんビーチにやってくるのでかなり賑わいます。逆に日中は暑すぎて観光客がパラパラいるくらい。

夕方のビーチ↓この光景が延々遠くの方まで続いています。

海自体はとても綺麗という感じではないけど別に汚くもなく、普通。まあ泳げるしみんな泳いでます。たぶんダナンのメインビーチよりは幾分綺麗かと。

砂浜もまあ普通。めちゃくちゃ荒くもないけど、フーコックのような鳴き砂ではないです。

その他の施設

プール

プールは残念ながらめちゃくちゃこじんまりしています。20mくらいのコンパクトなものがひとつあるだけ。長期滞在だとエクササイズ目的でひと泳ぎしたいニーズは確実にあるはずですが、この広さは物足りないでしょう。

ビーチチェアはそこそこあるので日光浴くらいなら問題なさそうですが。

プールについてはインターコンチネンタル ニャチャンの方が5倍くらいましです。

ジム

ジムもけっこうミニマル。

施設面が充実しているレジデンスではない、という印象です。

ひとこと

今回はIHG公式アプリからセール価格で予約。乾季でニャチャンは繁忙期であろう7月で一泊税サ込みおよそ70ドルだったので、そこそこお得に滞在できたかも?まだ Costa Executive Residences というリブランド前だったこともあるのかもしれませんが。

今回の宿泊費

レジデンス(サービスドアパートメント)ということでもちろん朝食は付きませんし、レストランはインターコンチネンタルホテル側の建物の一階に「RuNam Cafe & Restaurant」というオールデイダイニングなどがあるだけ。

(IHGのダイヤモンドメンバーですが、インターコンチネンタルホテルの朝食も利用は不可でした。)

とはいえ少し歩けばいくらか朝食を取れる飲食店はあります。

個人的にはこちら↓のフォー屋さんがとても美味しかったです。

最後に、改善してほしい点としてはやはりWiFiのセキュリティーと、あとはエレベーターが2基しかなく遅いこと。

あとこれはどうしようもないことですが、ビーチにいくのに大通りを渡らないといけないのでラッシュアワーなどは少しヒヤヒヤします。信号機はないですが、タイミングを見計らって気をつけて渡れば車やバイクはスピードダウンしてくれます。

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