【宿泊レビュー】相鉄グランドフレッサ サイゴン in ホーチミン

日本人が落ち着く日系クオリティー。立地、朝食、設備、どれも不満は出にくいと予想。

【宿泊レビュー】相鉄グランドフレッサ サイゴン in ホーチミン
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2023年10月の宿泊記です。

ベトナムのホーチミンに新しくできた日系ホテル、相鉄グランドフレッサ サイゴン

相鉄ホテルズグループの中でフレッサインよりも上位の「グランドフレッサ」ブランドです。

2023年7月開業とかなり新しいこと、そして日系ということで色々ちゃんとしてるので日本人にとっては快適に感じるはず。特にビジネス利用にはバッチリだと思います。

自分は今回ホーチミン滞在中に1日だけ家族で宿泊。十分満足でした。

ここはリピーターも増えるだろうし、人気が出そう。

立地とホテル周辺

ホテルはホーチミンの中心地の中心「1区」にあり、日本人街にすぐ近くです。レタントン通りまで徒歩すぐ、ドンコイ通りまでも歩いて10分程度と立地は非常にいいのでビジネス利用はもちろん、観光にもGood。

個人的には別に日本人街に用はないし滞在中の移動もだいたいタクシー(Grab)を使うのでそこまでエリアは重視しない派ですが、歩いてそこそこ回れるという意味では良い立地だとは思います。

コンビニは歩いてすぐの日本人街側の通りに行けばファミリーマートがありました。

両替所はドンコイ通りあたりまで行かないとないかもしれません。

空港からのアクセス

タンソンニャット国際空港(SGN)からはGrabで30分程度、少し混んでいれば40分くらいでしょうか。確か値段も1000円しなかったと記憶しています。

ホーチミンはこの空港から市内中心地までの近さが良いですね。混むといってもバンコクやジャカルタみたいに酷くないですし。

チェックイン & 客室

ホテルの外観はけっこうひっそりめ。でも新しい感じは伝わってきます。

ロビー

ロビーには自動チェックイン・チェックアウト機が3台ありますが、チェックインは普通にカウンターでしてくれました。(ちなみにチェックアウトは機械を使いました。)

自分はベトナム人の英語を聞き取るのがやや苦手なのですが、対応してくれたホテルスタッフの英語はわかりやすかったです。

ロビー階にはトイレもあり、エレベーター付近にはアメニティーコーナーがあります(アメニティーは客室にもちゃんとありましたが。)

ちなみにロビーにある円形のソファ&テーブルにはコンセントがたくさん付いており、こういうちょっとした便利さが嬉しいところ。

客室

今回予約したのは一番お安い「デラックスダブル」。13階だったと思います。

(余談ですがエレベーターは日本語表記あり、かつ日本語音声もありでした。)

よくある間取りで全然広くはないですが、とても綺麗で臭くないので全然OK。

ベッドは全室シモンズ社製高級ベッドを採用しているそうです。自分は少し硬めのベッドが寝やすい派なのですが、確かにこのベッドは快適でした。ただ、クイーンサイズでも結構小さかった印象。

水回りも非常に綺麗でトイレはTOTOのウォッシュレットです。洗面台もTOTO。

鏡も鏡の面にボタンが付いててモダンでした。

バスタブありの客室もあるみたいですが、デラックスダブルはシャワーのみ。

シャワーは水圧、温度ともに問題なし。排水もGood。

単に新しいからなのか、日系ホテルだからなのかわかりませんが、細部までちゃんとした作りのように感じられました。

また、アメニティーひとつとっても、歯ブラシの質感だったり、その袋の開けやすさだったり、歯磨き粉の出しやすさだったり、(1年のほとんどを海外で生活している)日本人としてはこういう細部への配慮にいちいち嬉しくなりました。

あとお〜いお茶のパックが2つあってこれも久しぶりの味でよかった。

このほか、(シャープのだったと思いますが)加湿機能付き空気清浄機もあったのも良かったです。

↓は窓からの眺め。別に普通ですが窓があるだけOK。

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朝食

朝食は2階の板前居酒屋「洒らく(しゃらく)」で。

居酒屋風の空間でいただくホテルの朝食ビュッフェは初めてで新鮮でした。

決して広くはないですが、和食を中心にベトナム麺類、パン、サラダもあり。

銀座有名料亭の料理長が手掛けた(ホテル公式サイトより)という和食のお味は、海外のこの価格帯のホテルで食べれる朝食という意味ではかなりちゃんとしてる方だと思います。

有名なグローバルホテルブランドの朝食ビュッフェで提供される「日本食」であっても日本人にとっては微妙なことが多いことを考えると、ここの和食はかなり頑張っている方かと。もちろん海外で、という意味で。

記事最後に今回支払った金額を載せていますが、値段を考えると全然アリ。

スペースは狭いながらもバランスよく揃えている印象を受けました。

ただ、唯一のベトナム料理であったこちらもヌードルはスープがやや微妙でした。

味噌汁と白ごはんは普通レベル。サーモンの漬けがありましたが、若干魚臭が残っていたのが残念。

個人的には納豆や海苔があれば嬉しかったですが。

温泉たまごはありました。

↓の写真のようにあまり広くないので125室というホテルの規模を考えると、混雑する可能性もありそうです。自分たちが利用した時は特に早い時間帯でもなかったですが、そこまで混雑はしていませんでした。

尚、6歳以上の場合朝食料金は大人と同じ209,000ドンだそうですが、フロントでチェックイン時に子供料金設定がないか聞いたらなぜか今回子供(6歳)の分を無料にしてくれました。ありがたい。

その他ファシリティーなど

ジム & プール

ジムとプールはともに最上階の19階にあります。

プールは写真を撮り忘れましたが、ホテル公式サイトのフォトギャラリーにあるのでそちらでご確認ください。

小さめのプールですが綺麗でタオルも完備されています。

ジムはプールを眺められる感じ↓で、こちらもかなり小規模ではあります。

ロッカー

1階のロビー横にロッカールームがあり、こちらはセルフクロークとなっていてホテルスタッフに依頼することなく自分で荷物を保管することができます。

一般的なセーフティーボックスとほぼ同じで、自分で暗証番号を決めてロックするだけ。コインなどは不要です。

荷物保管用ロッカー

比較的大きめのロッカーもあって、これはとても重宝しました。荷物を預ける時と受け取る時に毎回スタッフに依頼する必要もなく、控えの紙を大事に保管する必要もなく、もうどのホテルもこれでええやんという感じ。そしてスタッフに預けるより自分でロッカーに入れる方が何か心理的に安心するのはなぜでしょう。


ひとこと

今回自分はTrip.comで予約しましたが、この記事を書いている時にホテル公式サイトを見て、公式サイト経由の予約であればタクシーチケット プレゼントなどの特典があることを知りました。

もしかしたら公式サイトからが一番お得かもしれません。

1部屋 1泊、割引がいくらかあって合計金額は12,000円弱でした。

料金明細

新しいこと、日系ホテルのサービス、立地、朝食など考えると決して高くはないような気がしますが、今後人気が出てきてこの価格では泊まれないようになることも十分あり得そうです。

ホーチミンのナット ハ 3ホテルの記事も以前書きましたが、立地は同じくらい、設備は(新しいし日系なので)相鉄グランドフレッサ、朝食はベトナム料理はナット ハ 3、和食は相鉄グランドフレッサに軍配あり、といった印象です。

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